双子が1歳を迎えた頃
・金銭的にも厳しくなってきた
・双子育児をしている妻のストレスが限界に近づいてきた
上記の理由から、双子を保育園に預け、妻にパートをしてもらうことにしました。
役所で色々話を聞き入園申込を済ませ、合否発表をソワソワしながら待っていました。
届いた入園合否通知
首を長くして待つこと約一ヶ月。ついに合否通知が届きました。
ちなみに保育園の申し込みは第10希望まで書けたので、すべて書きました。
まずは長女の封筒を開きます。
合格
見事、保育園の入園に合格しました。
続いて次女の封筒を開きます。
不合格
え?
一度目を閉じ、心を落ち着かせ、もう一度見ます。
不合格
名曲、蛍の光が流れました。
落ちた理由は基準指数と調整指数
保育園の入園には基準指数と調整指数という点数が大きく関わってきます。
基準指数とは
・就労状況(フルタイム勤務か、就学かなど)や健康状態(病気や障害など)といった、保護者の基本情報をポイント化した点数
調整指数とは
・家庭の状況に合わせて、加点・減点の調整をする点数
つまり、この合計値が高い方が優先的に入園できるということになります。
空き枠は2名だったことから
他子:30点
長女:29点
—当落ライン—
次女:29点
というような結果となり、次女だけ不合格だったものと考えられます。
正直、そこは双子ということを考慮してくれよ…と心から思いました。
だからお役所仕事って言われるんだろうなって…。
調整指数に双子を優先する項目はない
私の住んでいる自治体では、調整指数の加点項目に双子(多胎児)に関するものは一切ありません。ですから、双子であっても三つ子であっても点数が増えることはないのです。
次女を入園させるために
もう結果は出てしまったので、最短でも次女の入園は一ヶ月以上先となりました。
終わったことは仕方がないので最短で入園できるよう、以下のことをして翌月に臨みました。
まずは長女だけを入園させる
まずは長女だけを入園させることにしました。
ひとりだけ先に入園させることで調整指数項目「兄弟姉妹が在園(内定を含む)する認可保育施設を第1希望として申込む場合」に該当するようになります。
この部分の加点点数は大きいため、次回の点数は今回よりも高くなります。
次女は一時預かり(一時保育)で同じ保育園へ
なるべく差をつけたくなかったため、次女も一時預かりで可能な限り同じ保育園へ預けました。
一時預かりは月14日までなうえ料金も4時間以上1,800円〜と負担は大きかったです。
ですが、これによりパートに出る時間が作れるため就労の部分でも調整指数による加点が見込まれました。
市長へメッセージを送る
この間に自治体ホームページの「市長への手紙」というコーナーから市長宛にメッセージも送りました。
メッセージでは「双子は通常より負担が大きいので保育園入園においてもう少し考慮をしてほしい」「そもそも自治体として多胎児全般への支援が乏しいので支援を増やしてほしい」というようなことを伝えました。
効果があるかはわかりませんが、少しでも可能性が高まるならという気持ちでした。
一ヶ月遅れでの保育園入園
そして翌月、次女の合否通知が届きました。
祈るように封筒を開きます。
合格
無事、次女も長女と同じ保育園の入園に合格しました!
本当にうれしかったです。
最後に
保育園の入園において、ひとり合格でひとり不合格ということは想像していなかったので、最初の精神的ダメージは大きかったです。
ですが無事に同じ保育園に入園(一ヶ月遅れですが)できたことは本当によかったです。
この保育園入園でもそうですが、まだ双子育児に関してのサポートや考慮は足りないなと感じました。
本当に双子育児は大変で、負担を考えても国や自治体のサポートはもっともっと必要だと思います。
今後、少しでも双子育児家庭への支援が大きくなることを願っています!